トムタム理論 横隔神経のブロックが癌の原因のひとつ

横隔膜をコントロールする横隔神経のブロックが癌の原因のひとつになりうることを豊富な臨床体験から発見した。以下はそれについての詳細な説明である。

 

多くの理論が癌が形成される理由について検討している。各治療システムには、人間がなぜ癌になるか独自の説明がある。あるものは食事か化学物質が癌を引き起こすかもしれないと信じている。あるものは環境が病気に寄与すると信じている。

 

そして、あるものは感情が原因となる要素のひとつであると信じている。中医学では、人体の内部の気のバランスが崩れたり、あるいは「外部の邪気」が癌を引き起こすかもしれないと信じている。

 

ある医師は、遺伝的因子が癌になる素因となると信じている。しかし、これまでの医学研究ではこの理論を証明していない。ある研究では、CTスキャン、エックス線、放射能、化学療法、および多くの医薬品が癌の原因になる可能性があることを見いだしている。

 

理論上、病気の原因を見つけたとき、その病気を根絶できる。今までのところ、医学、科学の団体では、癌の原因に関連するかもしれない要素のいくつかを知っているだけだ。

 

癌を予防する勧告すべてに従うことは非常に難しい。社会は癌と戦い、予防するために多くのお金、時間、注意を注ぐが、発癌率はまだ下がっていない。それどころか、現在の医学研究の結果によると、発癌率が、毎年上昇し続けている。

 

現在、4人のアメリカ人のうちの1人は生涯のうち癌と診断される。論理的に、進行中の医学研究をサポートすれば発癌率の減少をもたらすことを信じるように教え込まれてきた。

 

しかしながら、多くの癌の専門家が、癌予防のための処方を研究し続けているが、彼らはまだ同じ問題に遭遇する。発癌率は上昇し続けていることだ。それでも、癌の予防と治療は、世界中の医学界にとってまだジレンマの状態である。

 

情報が多くなるほど混乱も多くなる。近代医学には癌に関する多くの研究と医学報告があるが、それらは問題にアプローチする際に他の知識か常識を利用していない。

 

1920年代にドイツ人の医師は、癌の根本原因が通常の体細胞の酸素呼吸が糖の発酵に置き換わることにあることと発見した。1931年に、オットーH.ヴァールブルク博士は正常細胞の有酸素(酸素による)の呼吸に関係する一群の酵素による細胞の呼吸の研究でノーベル賞を授与された。

 

ヴァールブルク博士の研究で、「48時間、細胞の酸素が35%低下すると癌化する」ことを発見した。臓器はなぜ酸素が欠乏するのだろうか。各臓器は栄養と酸素を血管から供給される。体に血液循環障害があると、酸欠を引き起こす可能性がある。

 

また、また、酸素の摂取量がなんらか理由で低いときも、酸欠を起こす可能性がある。体中で低酸素を引き起こす場合はたくさんある。

 

オットーH.ヴァールブルク博士は、「癌には、他のどの病気よりも、無数の副次的要因がある。しかし、癌でさえ、根本的原因はひとつしかない。数語で要約すれば、癌の根本的原因は正常の体細胞の中の酸素呼吸が糖の発酵に置き換わることだ。」癌はウイルスが原因ではない。また、細胞の問題でもない。

 

それは、体の酸素が48時間35%低下するとき引き起こされる状態である。体内に非常にたくさんの糖を持っている人々は決して癌にはならない。余分な糖が癌でなくて脂肪に変化するからだ。

 

ほとんど脂肪がないやせた人々が癌にかかることが多い。酸素欠乏説、むしろ糖発酵説によれば、赤ん坊は多量の砂糖を消費しないので、なぜ癌にかかるか説明できる。

 

また、ヴァールブルク博士は著作で、「すべての正常な細胞は酸素に対する絶対的な必要性があるが、癌細胞は例外なく酸素なしで生きることができる。」と発見した。癌細胞はなぜ酸素なしで生きていけるのか。これはよい質問だ。

 

事実上、自然淘汰の法則で、酸素の供給を失った正常な細胞は、生き残るために別のエネルギー源を見つけなければならないことが容易に理解できる。細胞には、エネルギーを得る2つのリソースがある。ひとつは酸素から来ている。

 

もうひとつは砂糖の発酵からきている。それはハイブリッド車と同様だ。通常はバッテリーがエネルギーを供給する。バッテリーが低下した時は、ガソリンが代わりにエネルギーを供給する。

 

ヴァールブルク博士は、癌の根本的原因が酸素欠乏であると断言した。彼は、癌細胞が嫌気性であることを発見した。癌細胞は酸素を吸わず、高いレベルの酸素がある場合は生き残ることができない。何が酸素欠乏を引き起こすだろうか。

 

ひとつの理由は呼吸器系にある。もうひとつの理由は、血液が酸素を運ぶので、血液循環にある。呼吸器系は肺と横隔膜によって形成され、延髄によって制御されている。

 

延髄には、心臓、呼吸、嘔吐、血管運動の中枢があり、呼吸は心拍数、血液などの自律機能を調整している。延髄のリズム中枢は神経系を通して呼吸のために横隔膜の機能を制御している。

 

したがって、酸素欠乏を考慮するとき、延髄の機能を考慮しなければならない。延髄にはリズム中枢、心臓中枢、および血管運動中枢の機能がある。また、肺と横隔膜も考慮すべき要素である。

 

 ヴァールブルク博士の著作、「腫瘍の代謝」では、彼は、すべての形態の癌が2つの基本的条件、アシドーシスと酸素欠乏によることを示した。酸素欠乏とアシドーシスは表裏一体である。どちらかがあれば、もう一方もある。

 

ある療法は癌細胞の成長を解釈するためにpHと酸性説を利用している。ヴァールブルク博士の研究で、「わずかに7.4を超えるpH環境では、癌細胞は休眠状態である。pH8.5+環境では、正常細胞が繁栄している間、癌細胞は死ぬ。」ということを発見した。

 

患者の中にはアルカリ性の食事を食べて、体をアルカリ性にするようにアドバイスされた人もいる。しかし、このタイプの食事やミネラルでは酸素欠乏を防ぐことはできない。それらは酸アルカリの状態を改善できるが、酸素の欠乏という根本原因を改善できない。

 

多くの医師は、癌を治療する際、酸素の量を増やすためにもっと新鮮な空気を得るか、深呼吸を行うようにアドバイスしている。不適切な呼吸は酸素欠乏を引き起こすからである。

 

また、患者に肺活量を増加させ、心臓が血液を拍動する能力を増加させるために有酸素運動を行うようにアドバイスしている。増加した酸素は癌の回復に効果があるかもしれない。

 

しかしながら、多くの人々が山か森林の中に住んでいるのに、癌にかかっているのをみると、非常に混乱する。多くの患者は、癌や化学療法、放射線治療、手術からくる副作用のため、跳んだり運動するにはすでに衰弱しすぎている状態にある。

 

このため、有酸素運動や体操よりもリラクゼーションの方がより重要である理由である。深呼吸運動は癌を癒す効果がある。したがって、気功、太極拳、ヨーガ、内的運動は効果がある。しかし、これらの呼吸運動はめったに癌を癒さないようにみえる。

 

医師の中には食べ過ぎが酸素欠乏を引き起こすと信じている人もいる。患者に少量の栄養分の濃い食事を食べて、ジャンクフードを止めるようにアドバイスしている。多くの専門家は患者に癌の治療や予防ためにビタミン剤かサプリメントを飲むようにアドバイスしている。我々は癌患者がたくさんのビタミン剤やミネラルサプリメントを飲むのを頻繁に目にする。

 

ビタミンFによって赤血球のヘモグロビンの酸素運搬容量を増加できると信じている人もいる。しかし、これらの患者のうち何人が癒やされ、生き残っているだろうか。

 

それらの治癒率はどれだけだろうか。医学研究によると、多くのミネラル剤とビタミン剤の過剰摂取は副作用を引き起こす場合がある。多くの患者が治療に解毒浄化法を使用している。

 

解毒浄化法によると、清浄な動脈が組織に到達する酸素豊富な血液量を最大にすると信じている。解毒浄化方法には多くのハーブ、その他にミネラル剤とサプリメントが使用される。

 

また、ある解毒浄化法は、臓器の毒を一掃することである。癌を癒すときよく使用される別の解毒浄化法は、腸を洗浄することだ。癌細胞は、ウイルスではなくて、また毒でもない。それは酸素欠乏状態だ。腸の洗浄でどうやって酸素の状態を変えることができようか。

 

専門家の中には患者に血液の酸素運搬量を減少させる一酸化炭素を避けるようにアドバイスする人もいる。また、フッ化物は酸素摂取量を妨げる。アルコールとドラッグは体から酸素を奪う。なぜなら、身体はそれらを除去するために、それらの物質を酸化させなければならないからだ。実際に、外部の要因は、癌のリスクに影響を与えるが、主要な原因ではない。

 

酸素処理された飲料水、生鮮食品、ジュース、過酸化マグネシウム、酸化マグネシウムなどの他の給源からの酸素補給を使用することも提案されている。これらのタイプの治療法を使用するなら、その治癒率を考えるべきだ。

 

誰かがあるものを癌に効くとアドバイスするなら、患者は少しも疑問を持たずにそれを試みるかもしれない。また、ある治療法では酸素処理水に入浴すれば癌に効くと信じている。しかし、治癒率はどれだけあろうか。


現在、より多くの科学者がワールブルク効果に興味を持っている。カナダのアルバータ州立大学ではワールブルク効果を抑制して、ミトコンドリアを再活性化するジクロロ酢酸と呼ばれる薬をテストしている。結果は、なぜミトコンドリアの抑制が腫瘍にそれほど重要であるかを示している。

 

ミトコンドリアが抑制されないと、それらを含む腫瘍は、成長するのを止める。ハーバード医科大学では、ファンティン博士とレダー博士は、特別に飼育された実験用マウスの腫瘍の解糖系を変更するために、RNA干渉を行っている。

 

RNA干渉は製薬会社も切望する研究対象だが、今までのところ、それは、まだ政府よって承認された薬をうみだしていない。

 

19666月に、ヴァールブルク博士は、「癌の主因と予防」を書き、「癌を予防するために、血液の速度を、静脈血がまだ十分な酸素を含んでいるほど速く流し続けることをまず提案したい。

 

次に、血液中のヘモグロビン濃度を高く保つこと、3番目に、健康な人に対しても、呼吸酵素(4つの栄養素)をいつも食物に加えること、すでに前癌状態になったなら、これらの投与量を増加させることである。もし同時に外因性の発癌物質を積極的に除去すれば、内因性の癌の多くが予防できるであろう。」癌細胞を殺すのに使用するテクニックと方法は簡単だが、新しい癌細胞の増殖を防ぐことは難しいか、または不可能でさえある。

 

ほとんど人々はどんな方法と哲学であろうと癌細胞を殺したがっている。しかし、正常細胞に十分な酸素があると、それらは癌性細胞に変化しないであろう。グリコールを止める干渉で、癌細胞を殺すことができる。

 

しかしながら、体の状態が向上しなかったなら、新しい正常細胞は癌に変異し続ける。事実上、科学者が治療に殺す理論と方法を使用すれば、それは、酸素摂取のための身体的環境条件を抑制し、悪化させるであろう。

 

アメリカと世界中では、多くの科学者が、癌細胞がなぜ糖を発酵させるかを理解するために、その研究により多く注意を向け始めている。20091221日に、ボストン・グローブは、「1920年代に、ドイツ人の科学者オットー・ヴァールブルクは、癌細胞が正常細胞と異なった糖の消費をしていることを始めて観察した」という報道を受け取った。

 

「代謝をかく乱させる方法を見つけることは、アギオス製薬会社の背景にある考え方である。そこは昨年3300万ドルを集めたカントレーによって共同設立されたケンブリッジにある会社である。

 

そして、9月に、アメリカ癌研究協会は、癌と代謝にテーマにした4日間の会議を主催した。先週、サイエンス誌は、癌の代謝を2010年に観察すべき領域と命名した。」とても多くのお金がワールブルク効果研究で化学物質を使用するのに投資されている。 製薬会社は自然からただで得られる酸素ではなく、薬物研究に興味を持っている。

 

低酸素状態は、細胞がDNAを変化させる根本的原因となる。解糖は単に自然淘汰の結果である。研究は糖の解糖ではなく、酸素に焦点を合わせるべきだ。また、研究は、癌細胞の解糖が代謝からきているのを示している。現在の研究は正常な細胞を変異させる代謝のシステムではなく、細胞を殺す方法として免疫システムに集中している。

 

他の研究は酸素の利用に焦点を合わせている。これらの研究は、体内の酸素のバランスをとるのに外部の酸素を使用する。しかし、低酸素の問題は外部の酸素欠乏ではなく、体の器官から来ている。酸素を取り入れる際、体内の臓器が機能不全であるなら、いくら酸素を加えようとしてもだめである。

 

体内の臓器はまだ機能的に異常だからだ。身体の様々な部分に酸素を加えるために様々な方法を利用しようとするが、誰も身体の酸素の機能を矯正することに興味をもっていない。多くの製品が治癒のためよりもむしろビジネスのために開発されている。広告に掲載されたレポートには、治癒結果がどれだけ効果的であるか説明している。もちろん、多くの人々がそれを信じて利用する。

 

中国では、酸素を増加させる運動は、気功と太極拳の呼吸法からきている。ヨーガというインドのシステムは、気功の実践と類似している。これらのタイプの運動は内的運動と呼ばれている。

 

内的運動の場合には、癌の治癒を効果があることは疑う余地はまったくないが、治癒率は低い。内的運動は酸素の摂取量を増加させるだろうか。それともただ酸素を処理する臓器の機能と能力を矯正するだけだろうか。これらの質問を検証したり答えるためには科学的な調査が必要である。現在、我々はただこれらの実践の結果を知っているだけだ。それぞれのスタイルの実践には、それぞれ独自の理論と方法がある。

 

銅人療法には、独自の癌の治療法がある。その技法のひとつは、酸素のバランスをとるために横隔神経のブロックを開放することである。我々が銅人療法を行っていて見つけたひとつの共通のことは、ほとんど癌患者には皆、天鼎LI17領域にブロックがあるということだ。

 

それらの大部分は、ブロックが左側にあり、右側にあることはめったにない。トムタム療法では、天鼎LI17は横隔神経の位置にある。横隔神経は、横隔膜の機能運動を制御している。


中医学の理論では、頭は空であり、首は空を支えるところである。天鼎LI17は首の領域にあり、扶突LI18より1寸下に位置している。胸鎖乳突筋の後縁にある。天鼎LI17の周りには、浅頚動脈、外頚静脈、横隔神経、首の横皮神経、鎖骨上神経、そして、内部深くには腕神経叢がある。

 

中医学の理論によると、この経穴は咽喉炎、甲状腺腫、結核性頸部リンパ節炎の治療穴である。また、その機能は、咽頭を浄化して、気を調整することである。中医学の治療では、この経穴はめったに使用されない。私の治療では、この経穴はよく使う。

 

トムタム療法では、代謝の要穴である。また、それは気管支神経にも効果がある。(気管支神経は、橈骨神経、正中神経、尺骨神経からなる。) それで、肩、肘、手首の疾患を治療するときには、天鼎LI17をまずチェックする。さらに、気舎ST11はまた、横隔神経と気管支神経にも影響を与える。缺盆ST12は鎖骨下動脈が通過するところである。腕、肩、手首の疾患を治療するとき、気舎ST11と缺盆ST12に注意を払う。そこは肩と手への血液循環影響するブロックを引き起こすところである。

 

横隔神経は横隔膜の運動を制御する。しかも副横隔神経によって迷走神経と接続している。迷走神経は脳神経に属している副交感神経である。それは扶突LI18の奥を通っている。扶突 LI18は総頸動脈の近くにも位置している。扶突LI18を刺激するために鍼か推拿を使用する場合、総頸動脈を避けるように注意を支払う。

 

天鼎LI17を使用してきた体験から、私は癌患者か肥満状態の大部分にはこの領域にブロックがあるのを見つけた。癌と肥満の両方がトムタム療法の代謝システムのアンバランスであると考えられる。

 

それで、天鼎LI17は、代謝システムをバランスし、調整するための要穴である。私たちが横隔神経のブロックを開放すると、横隔膜は正常に機能できる。天鼎LI17のブロックを開放する場合、また、完骨GB12もチェックする。完骨GB12は胸鎖乳突筋の最上部にある。それで、胸鎖乳突筋が緊張すると、天鼎LI17にブロックを引き起こすかもしれない。

 

あなたは、今までに、横隔膜癌の患者について聞いたことがあるだろうか。それは非常に興味深い医学的現象である。私は、誰かがこの質問を人にしたか疑問に思っている。人間はなぜ横隔膜癌に決してかからないのか。インターネットで検索すると、誰もそれに答えを提供できないのがわかる。

 

また、横隔膜癌に関する興味深い研究もない。私の解釈では、癌は交感神経のある脊柱のブロックから引き起こされる。横隔膜には自律神経がない。それには、それ自身の独立した神経系、横隔神経と副横隔神経がある。横隔神経は、横隔膜の収縮を引き起こすために、大半は運動神経線維で作られている。

 

さらに、それは縦隔と胸膜の多くの構成要素に、感覚神経分布を供給している。腹腔リンパ管叢へ分枝を出し、上腹部に少し関与している。運動神経線維は意識で制御できる。

 

横隔膜は原発性癌にかかることができない。しかし、それが他の器官から転移した癌にかかることはある。しかしながら、転移した癌は横隔膜癌と呼ぶことができない。混乱しないように。

 

別のおもしろい現象: 人間と哺乳動物だけに横隔膜がある。また、人間と哺乳動物だけが癌にかかる。魚、鳥と昆虫などの非哺乳動物は決して癌にならない。だが、この非哺乳動物が癌になるかどうかの議論は進行中である。なってもまれなことであろう。最終的な答えはでていない。それらは単に牛乳を飲まないこと、また横隔膜を持っていないという点において異なる。

 

ミルクは癌を引き起こすだろうか。子供が栄養のためにミルクに依存していることは自然である。ミルクが癌を引き起こす場合があるとはいえない。しかし、酸素の呼吸に関する問題では、癌を引き起こすことが既に立証されている。

 

言い換えれば、すべての動物と生物が癌にかかるわけではない。横隔膜の動きを制御する横隔神経を持っている哺乳動物だけが癌にかかる可能性がある。

 

多くの専門家は、癌の予防や治療のためにすべての注意を食事に置く。彼らは酸性とアルカリ性、pH、酵素、ビタミン、およびミネラルを調べる。もちろん、酸素レベルが変化した場合、すべての生化学は変化していく。金属さえ酸化される。我々は食事と化学的バランスに注意を向け過ぎている。現在は、癌を予防し癒すために、横隔膜により多く注意を向けるべき時だ。

 

横隔神経のブロックを開放することは、癌の治療の重要な部分である。 横隔神経は長く、C3C4C5から腹部の横隔膜に達する。私たちが横隔神経を刺激しても、それは、癌を癒すことを意味しない。横隔神経の機能障害を引き起こしているブロックを特定しなければならない。

 

横隔神経のブロックはほとんど天鼎LI17領域か、天鼎LI17の下に位置する気舎ST11にある。また、そのブロックを見つけることができる。

 

癌を治療するときには、酸素と横隔神経だけを考えないでほしい。我々はまた生電気と生化学も考慮している。酸素欠乏は原発性癌を形成する。また、生電気のアンバランスは臓器の癌を引き起こす場合がある。

 

なぜなら、脳からの刺激が、延髄を通って、次に臓器に到達する必要があるからだ。要約すれば、癌を治療したり、予防するためには、横隔神経と脊椎に注意を向ける必要がある。さらに、成長ホルモンと阿是穴としての癌におかされた臓器に集中するとよい。

 

外因性の発癌物質が癌を引き起こすのは、人間と哺乳動物だけである。非哺乳動物は癌の腫瘍を発達させることはできない。非哺乳動物にジャンクフードか発癌物質を餌をやるか、たばこの副流煙や放射線を暴露させても、結果は癌にならないということだ。しかし、人間か哺乳動物では、癌になるものもいるし、ならないものもいる。なぜ哺乳動物だけが癌になるのか。

 

哺乳動物は進化の一部である。進化は癌を引き起こすだろうか。哺乳動物だけに横隔膜がある。横隔膜は癌を引き起こすだろうか。

すべての人間には、横隔神経があるが、副横隔神経はそうではない。統計は、48%の中国人に、アメリカ人の52%に、副横隔神経があることを示している。なぜこの神経を持っていない人々がいるのだろうか。何%の癌患者には副横隔神経があるか、この統計値が癌の発生率に関連するかどうか考えることができる。

 

癌の原因に関して多くの疑問がある。私は誰にもその答えを与えることができない。私たちは、科学者に研究して、答えを見つけてもらう必要がある。

 

今までのところ、すべての研究が、商業目的か科学的研究のための化学物質に焦点を合わせていて、誰も生電気効果に関心を持っていない。また、誰も癌に関連する横隔神経経路に関して研究していない。

 

誰かがいつか勇敢にこれを変えて、横隔膜と横隔神経を研究することを願っている。しかし、私は癌が横隔神経と自律神経から引き起こされると信じている。いつか、私たちは、それを立証するつもりである。

 

 

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